5人時代の東方神起の楽曲を、現在の東方神起が歌うことが継承して行くと言うことだと思う。

今回の「FINE COLLECTION~Begin Again~」アルバムは、現在の東方神起である2人になってから作られた楽曲の、ベストアルバムであることは、間違いないのですが、実はそのアルバムの中に、5人時代5人で歌っていた、つまり東方神起が分裂する前に発表した3曲が、2人によってレコーディングをしなおし入っていることが、最大の特徴とセールスポイントはそこではないか!と思っています。

2人になってからの東方神起は、ライブの度に5人時代の名曲を必ず数曲歌っていました。しかし、それはライブの時だけ聞ける特別な時間、CDとしてリレコーディングしたものは存在せず、ファンたちの間ではあったら良いのにと言われていたものでした。

私は、5人時代の東方神起を否定する人間ではありません。でも、現在の東方神起は2人です。ユノとチャンミンによって運営されています。5人時代の曲の中には、本当に名曲も多く、是非是非2人で歌えるものは継承して行って欲しいと、心から願っています。だからと言って、5人によって5人時代に歌われた曲を、否定しているわけではありません。未だに、5人の東方神起の偉大さは分かっています。そして、彼らの奏でるハーモニーは素晴らしい。

でも、時は流れ・・・現在、東方神起のメンバーはユノとチャンミンです。その事を忘れてはいけません。

5人時代に歌われた楽曲の中には、5人のハーモニーが重要かつ、2人用にアレンジが難しい楽曲もあるでしょう。でも、名曲をそのままに放置して置くのは、勿体ないと思うのです。もちろん、5人時代の曲は、いじらずにそのままにして置いて欲しいと願うファンの人たちも存在することは分かっています。でも、それはファンの我がままではないかな?と思ったりします。

2人で歌える曲は、全部リレコーディングするべきだと私は思っています。

そうすれば、分裂してから眠ってしまっている宝の名曲を世に出すことが出来ます。東方神起が2人になってからのファンの人たちにも、素晴らしい名曲を知って欲しいと思います。

良い曲なのに、5人時代の東方神起を毛嫌いして、もう聞かなくなってしまったファンの方々へ、そんなちょっと曰くつき(笑)の名曲を、また2人が歌えば多くの人たちが聴く機会に恵まれると思います。

私は、5人時代の東方神起もちょくちょく聞いています。でも、そんな過去曲をユノとチャンミンならどういう風に、歌うのだろう?と想像したりしてもいます。

人は色々な考えがあります。5人時代の曲を2人で歌わないで欲しいと思う人もいるでしょう。でも、東方神起はユノとチャンミンです。彼らには、過去曲を歌う権利があり、継承して行く宿命があります。そして、私たち東方神起ファンは2人が歌う過去の名曲を、聴きたいと言う思いがあります。

彼らが過去の名曲を歌うと言うことが、ユノとチャンミンが東方神起を継承したと言う意味であると思っています。

 

市川猿之助さんの舞台での事故で思うこと、これから始まる東方神起のツアーの安全を願う

新橋演舞場で、スーパー歌舞伎II「ワンピース」に出演していた市川猿之助さんが、舞台の奈落の舞台装置に、舞台衣装の一部が絡まり、左腕を骨折したと言うニュースを知り、心底ぞっとしました。

私は、どのような誰の舞台でも、奈落を使ったステージ構成の舞台は、どういう訳か冷や冷やしながら実は見ているのです。

東方神起のステージも、必ず奈落を使った演出はかかせません。今でも一番印象に残っている東方神起のライブで奈落を、最大効果的に使ったTONEツアーのオープニングだったと思っています。ユノとチャンミンが消えたり、また突如として違う場所から現れたり、まるでデビット・カッパーフィールドのショーを、見ている様な演出は圧巻でした。

しかし、この奈落を使ったステージは常に危険と隣り合わせだと言うことを、今回の猿之助さんの舞台事故で、改めて観客、世間の一般人に思い知らせた瞬間だったと思います。

奈落の意味は、↓下記の通りなのです。

  • 仏教における地獄。また地獄に落ちること。梵語の naraka(ナラカ)を日本で音写したもの →「地獄 (仏教)」を参照。
  • 上記が転じて、日本の劇場における舞台の下や歌舞伎花道の床下の空間の通称。廻り舞台迫り出しの装置があるほか、通路にもなっている。名称の由来は、深く暗い所にあるからというのが一般的。また一説に、華やかな舞台の裏には常に嫉妬があり、それが怨念となった魔物が薄暗い舞台下に潜んでおり、時折これが悪さをするから舞台事故が起こるとかつては信じられていたことによるものとも →「劇場」の「用語」節を参照。

つまり、奈落(地獄)に落ちると言う言葉のように、華やかな舞台の裏に潜んでいる、生霊や魔物の怨念が、時どき悪さをするから、奈落での舞台事故が起きると昔から言われていたようです。

まぁ~これは迷信としても、奈落だけでなく、大きなステージでは常に危険と隣あわせなわけで、いとも簡単に美しいステージを魅せるユノとチャンミンは、本当にステージにおいてのパフォーマンスは命がけで、私たち観客を楽しませていると言うことを(分かってはいても、こういう事故が起きないと感謝の気持ちが薄れるのが、悲しいかな人間です。)ただキレイ!ただ凄い!そして当たり前とは絶対に思ってはいけないと思いました。

また、今回の舞台事故で演じていた演目が「ワンピース」であったことも、何か縁を感じて、色々思うことがありました。

市川猿之助さんの早期の回復をお祈りします。そして、これから始まる東方神起の日本ツアーが、安全で事故のないステージであることを、心から祈っております。

画像はお借りしております。