新橋演舞場で、スーパー歌舞伎II「ワンピース」に出演していた市川猿之助さんが、舞台の奈落の舞台装置に、舞台衣装の一部が絡まり、左腕を骨折したと言うニュースを知り、心底ぞっとしました。
私は、どのような誰の舞台でも、奈落を使ったステージ構成の舞台は、どういう訳か冷や冷やしながら実は見ているのです。
東方神起のステージも、必ず奈落を使った演出はかかせません。今でも一番印象に残っている東方神起のライブで奈落を、最大効果的に使ったTONEツアーのオープニングだったと思っています。ユノとチャンミンが消えたり、また突如として違う場所から現れたり、まるでデビット・カッパーフィールドのショーを、見ている様な演出は圧巻でした。
しかし、この奈落を使ったステージは常に危険と隣り合わせだと言うことを、今回の猿之助さんの舞台事故で、改めて観客、世間の一般人に思い知らせた瞬間だったと思います。
奈落の意味は、↓下記の通りなのです。
つまり、奈落(地獄)に落ちると言う言葉のように、華やかな舞台の裏に潜んでいる、生霊や魔物の怨念が、時どき悪さをするから、奈落での舞台事故が起きると昔から言われていたようです。
まぁ~これは迷信としても、奈落だけでなく、大きなステージでは常に危険と隣あわせなわけで、いとも簡単に美しいステージを魅せるユノとチャンミンは、本当にステージにおいてのパフォーマンスは命がけで、私たち観客を楽しませていると言うことを(分かってはいても、こういう事故が起きないと感謝の気持ちが薄れるのが、悲しいかな人間です。)ただキレイ!ただ凄い!そして当たり前とは絶対に思ってはいけないと思いました。
また、今回の舞台事故で演じていた演目が「ワンピース」であったことも、何か縁を感じて、色々思うことがありました。
市川猿之助さんの早期の回復をお祈りします。そして、これから始まる東方神起の日本ツアーが、安全で事故のないステージであることを、心から祈っております。
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