たまたま、仕事が休みでSMTOWNを最初から最後まで、見てしまいました。正直、自分の好きなアイドル以外は半分転寝なんかしてしまって、一生懸命パフォーマンスをしていたアイドルの方々、申し訳ありませんでした。
そして、もちろん私の推しは東方神起であり、そこまでの長い時間・・・色々なことをながら族的にYOUTUBEを見て、やっと最後に東方神起で、東方神起が出たと思ったりもう終わりで(笑)他のグループもそんなものだと思うのですが、自分の好きなグループは、異常に短いパフォーマンスに感じるのです。
ミロティック、ライジングサン、Whyでまた他のグループ挟んで、最後にThe chance of LoveでファイナルHOPEで終わりでした。あれだけの長時間延々に見て、たったの4曲かぁ・・・・・・。まっ!仕方ない。
今回、結構SMTOWNは、どんな感じになるか興味津々だった理由は一つ、SMTOWN初めてのアラブの国でのパフォーマンス!アラブの女の子達の反応を知りたかった。アラブの国と言えば、色々な制限があり特に女性の肌の露出は、大大大NG!
1971年にアブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラの各首長国が集合して、連邦を建国した国で、中東の中で一番観光客が訪れる国で、外国人には厳しい戒律を押し付けない珍しい国なのです。
通常ドバイの女性は、アバヤと言うアラビア半島の伝統的な民族衣装で、へジャプと言う被りものの黒い布で目と手足の先以外をすべて隠している衣装の着用しなければいけないのです。ただし、他のアラブの国のように外国人女性には、そのような服装を強制したりしないようです。
でも、現地の女の子達は、アバヤを着て・・・KPOPアイドルを見てキャーキャー黄色に声を上げていました。その光景が、かなり興味深いものでした。
だってね。KPOPの女性アイドル達のファッションたるや、他のアラブの国だったら逮捕されちゃうレベルの衣装を着て、それを見るアバヤ+へジャブ姿の少女達・・・・・・とっても不思議な光景でした。
私ね。このアラビア半島の女性の民族衣装って、とってもミステリアスで、だから、セクシーに見えないように被っているんだろうけど、セクシーに見えてしまうんです。(笑)
それにしても、KPOPの伝道(ミッション)の旅は、遂に、アラジンの魔法のランプの国の半島まで行ってしまいました。イスラムの唯一神アッラーも驚いているんではないでしょうか?
SMTOWNにとって、この中東での公演は初なんですが、実は既に中東でKPOP公演は、他のKPOPコンサートは2013年には開催されています。色々調べて行くと面白いことが分かりました。
韓国は、2000年初頭から国家戦略として韓流ドラマを世界中に普及しだしました。その時に世界中にばら撒いた韓国ドラマを見ていた中東諸国の母親が娘と一緒にKPOPアイドルを見るという仕組みを作りだしたようです。
特に、ドバイ、アブダビでKPOPアイドルが成功するのは、母親を取り込んでいるからだそうです。要するにお金を沢山使える中東のママと一緒の娘っていう構図です。この中東のファンの心を捕まえれば、韓国旅行もしてくれるDVDもCDも沢山買ってくれる、沢山のギフトも贈ってもらえる。(そう言えば、東方神起も中東にとんでもないお金持ちのファンがいるのを知っています。)
韓国と言う国は、何処へKPOPアイドルを注入するかで(戦略的)どれだけの収益が見込めるかちゃんと分かってやっているのですね。そのように戦略的にピンポイントでKPOPアイドル送り込み伝道、その結果が今大きく開花しているのです。
こういうところは、日本にない強かさなんですよ。
コンテンツを売り込むのは、本当に上手いんです。韓国という国は・・・。
2016年のKCONアブダビでの動画がありましたので、参考に見てみてください。大変興味深いです。
それから、国家戦略としての韓流 と言う2012年に吉田耕作教授が書かれた記事が、またまたかなり興味深いです。
こちらは、メンバーのみ公開記事ですので、東方神起と徒然 メルマガにご紹介いたしましたので、興味のある方は一読ください。